s4702-6390の日記

gooブログで「へそ曲がりおじさん」として書いていたものです

今回は「バーク」に関して

バークには「木片」という意味もあって、それで勘違いをする人も多い。

ちなみに、かつて洋ランの栽培に使われていた「バーク」と、今普通に使われているバークとは「別物」だということにどれだけの人が気が付いているのか。

正直、今使われているバークの原料は「建築廃材、間伐材」などを粉砕したものだが、ランの栽培に使われていたバークは「米松などの針葉樹の樹皮」であって、そのほとんどは海外からお輸入品です。

今では「装飾用バーク」「インテリアバーク」として売られているものがこれなのです。

針葉樹の樹皮なので水を吸いにくく、かつ、腐るのも遅いので、昔はよく使われたのだが、輸入資材なので値段も高く、使う人も減ったが、その代わりに登場したのが今のバークです。

が、建築廃材や間伐材が原料なので、樹皮より腐るのが早く、バークを腐らせる菌は根腐れも引き起こしやすいのです。

それでは、それにもかかわらずランの生産者はなぜ使うのであろうか。

それは・・・・。

「値段が安くて作業性が良い」という、生産者にとっては「願ったり叶ったり」の資材だからです。

これは「ココピート」でも同じことが言えるのだが。

ただ、この二つ。

生産者には願ったり叶ったりの資材なのだが、趣味で栽培する素人には問題も多い資材なのです。

 

またもや「根腐れ」に関して

根腐れの原因が「水のやりすぎではない」と書いたが、実は、根腐れにはある特定の傾向があることに気が付く人はほとんどいないかも。

が、私はかなり前からその傾向に気が付き、そのことを以前のブログで何度も書いてはみたが、私レベルの発信力ではとても拡散は出来ず、一向に改善も見られない。正直、「みんなの趣味の園芸」の質問サイトでも書いてはいるが、それでも一向にこの手の質問が減りません。

 

それでは、「その傾向」とはどんな事なのか。

正直、私は今までにどれだけ多くの植物を買ってきたかわからないくらい買っているのだが、その中で根腐れが起きる確率が最も高いのは、「買ってから1年以内」で、2年目になるとあまり根腐れは起きなくなるのです。

そして、3年目以降はさらに減ります。

そう、極端な事例だと「買ってきた時点ですでに根腐れを起こしている」ということも意外と多いのです。

そのため、「店頭で根腐れで枯れている」ということだってあるので。

これは店員が気が付くと直ぐに処分をしてしまうので、知らない人が多いのです。

正直、「みんなの趣味の園芸」の質問でも、買ってからまだ間もないのに根腐れを起こすケースもよくあるが、これなどは買う前すでに根腐れを起こしているのです。それを知らずに「水をやり過ぎたから」と思い込む人も多く、なんとも困ったものなのです。

これは「カトレア」や「胡蝶蘭」でもよくある事なのだが、ランなどの場合は、植え込み材料の「バーク」に原因があるのだが、この件に関してはまた改めて書きます。

どうでもよい話なのだが・・・・

そもそも赤玉土鹿沼土の粒子径はとても小さいから粘土質なんですよ? 赤玉土鹿沼はその微粉を固めて焼いたものです。 赤玉土鹿沼土は、微粉は単粒構造なので粘土になります」

コメントでこんな事を書く坊やがいるが、赤土も鹿沼土も「火山の噴出物」であって、広い意味では「軽石」と同じで、人間が微粉を焼き固めたものではありません。

さらに、粘土とは別物で、黒土も元は赤土なので。

そして、赤玉土鹿沼土も値段が安いが、これは山から掘り出した土をふるい分けているだけだからで、微粉を集めて焼き固めるとあのような安い値段では売れないので。

って言うか、微粉を集めて焼いても殆ど固まらないので。「焼成赤玉土」というものもあるにはあるが、これは単に「赤玉土を高温で焼いた」というだけで、微粉を集めて焼いたものではない。

また、「団粒構造」はもろいので、常に腐植質を補給し続ける必要があるので。

ここで少し私に関する話でも

かつて私の従兄弟が「花卉生産農家」だったので、10代から20代前半は良く手伝いもしました。

 

そのため、「同じ植物を百鉢単位」」「同じポット苗を千ポット単位」で管理もし、今までに作ったり見たり聞いたりした植物は「1000種類近く」になるかも。

鉢やポットの数は数えきれないほど多く、「10万を超える」というレベルかも。

もちろん「生花市場」や「花屋」に関してもかなり知っていて、ここでは書けない「裏事情」もそれなりに知っています。

そして、最近はかなり数を減らしているが、それでもまだ「数百鉢」はあるかも。

ちなみに、私が蘭に興味を持ったのは未だ10代のころで、そのころの大卒サラリーマンの初任給がまだ「1万円程度」という時代だったが、「カトレアの開花株が10万円以上」もした時代です。

今だと「500万円」になるかも。

本当は「シンビジウム」が欲しかったのだが、高過ぎ(数万円もしたので)てとても手が出せる代物ではなかったのです。

しかも、これらが売られていたのは「有名な百貨店」ばかりで、庶民にはまるで縁の無いものだったのです。

それもあってか、当時は「高嶺の花」ではなく、「高値の花」などと揶揄する人もいたので。

また、今はどうなったかわからないが、当時の新宿御苑には「蘭だけを展示する温室」があり、そこには「皇族」や「大金持ち」が所有する開花した蘭が展示されていて、良くそれを見に行ったものです。

根腐れに関して   追記です

悪い土壌とは、空隙の無い土壌を指します」

こんなことを書く人もいるが、これもいささか的外れなんだがね。

そもそも「空隙のない土壌」とはどんなものなのか。

この理屈で言うと、「水田」も「蓮田」も該当するので、これをどう説明するのか。

ちなみに、「団粒構造」とよく言うが、これも間違いのもとになりやすいのだが。

正直、今から60年以上も前に聞いた話だが、「団粒構造」に関して研究した研究者が適当な言葉が思い浮かばなくて使っただけで、これは「顕微鏡で見るレベル」のことだそうで、「空隙のない土壌」もあまり意味はなく、該当するのは「陶器作りに使う粘土」くらいかも。

そのため、その研究者が後になって間違った意味で使われているのを訂正しようと努めたらしいが、それが出来ず、そのまま間違った意味で使われているのだとか。

「水のやりすぎで根腐れが起きる」も同類だと思うが。

 

追記です。

孔隙とは水や空気の通り道です。それが無いとどうなるか分かりますか?。 粘土とはまさにその通りで、特に赤玉土鹿沼土は、微粉が隙間を埋めて粘土のようになります。 だから、必ず配合する時にふるいにかける必要があるんですよね?。 おそらく、市販の土全般に言えることで、輸送時の衝撃、重力による圧力などによって、土は潰れ微粒なそれらが空隙を埋めて、それをそのまま使ってしまい、知らず知らずに酸素不足になるのではないですか?。」

こんなコメントを書く人もいるが、これは本当に正しいのか?。

って言うか、そもそも「微粉」とはどんなものなのか。

ちなみに、関東の畑などに多い「黒土」は微粉だらけなのに、実際は「優秀な土」とされていて、実際に市販もされていて人気も高い。

しかも、「黒土」も、元をたどれば「赤土」であって、「微粉はダメだ」というのはど素人だけ。

さらに、市販の鉢植えやポット苗に使われている土だって「微粉だらけ」なのだがね。

が、それでも普通に育っている。

そう、「微塵」に関してあれこれ言うのは「ど素人である証拠」でしかなく、プロはほとんど「無視」しているのだ。

現実の話、「微塵」がないと上手く育たないものも多いので。

さらに「団粒構造」にしても同じで、団粒構造は「有機質に含まれる腐食酸」の力で微塵を固めたものなので、微塵は重要な存在でもあるので。

そう、正確に言うと、赤玉土は「団粒構造ではなく、団粒構造モドキ」でしかなく、単独で使うと植物の育ちも悪いので。

だから「微塵だらけの黒土」が「優秀な畑土」でもあるのだよ。

根腐れの原因は水のやりすぎ?(今回は画像はありません}

過去に書いていた「gooブログ」では「園芸豆知識」というジャンルがあったのだが、ブログの引っ越しに失敗をして今は見ることも出来無くなってしまい、それをまた改めて書き直してみようかと。

で、第一回は「根腐れの原因は水のやりすぎなのか?」という話です。

正直、園芸書やネット上の園芸サイトのほぼすべてで「水をやり過ぎると根腐れを起こす」と書いてあるのだが、果たして本当のそうなのであろうか。

って言うか「水のやりすぎ」とばかり書くだけで、一体どのくらい水をやったら根腐れを起こすかに関して書くところはどこにもないのです。

水のやりすぎ。

いったいどのくらいやったら「やり過ぎ」になるのか?。

この件に関しては明確な基準が全く示されていないため、多くの初心者が過度に不安だけをいだき、その結果「水不足で植物をダメにする」という問題が多発するのです。

しかも・・・・。

この論理が正しいとすると・・・・。

「球根の水栽培」も「野菜の水耕栽培」「観葉植物の水挿し」サボテンなどの実生で行われる「腰水管理」はどうなるのか。

かつて「それらは別だ」などと言う輩もいたが、一体どこが別なのか。

それでは何故「水をやり過ぎると根腐れを起こす」というようになったのか。

正直、私もいつ頃からそう言われるようになったのかまではよく知らないが、少なくとも「戦前に出版された園芸書」にはそう書かれていたのを読んでいます。

つまり、かなり昔からそういわれてはいたが、それは一般の素人の間だけであって、花卉生産農家ではそのようなことは言わないのです。

って言うか、私の従兄弟が昭和30年ごろに花卉生産農家になり、私もよく手伝ったこともあるのだが、よく言われる「土が乾いたら水をやる」などと言うことはせず、ほとんど土の乾きに関係なく、「毎日ほぼ同じ時間に水をやる」が基本だったのです。

夏場の乾きが早い時だと「朝夕2回」もあるが、これも土が乾く前にやります。

そうしないと、次の水やりまで持たないことも多く、そうなると売り物にならなくなるため、常に「早めの水やり」が必要になるのです。

が、それで根腐れが起きる事はまずなく、仮に根腐れを起こしたとしても、その原因は「水以外」にあるのです。

それでは、何故「水のやりすぎで根腐れが起きる」というようになったのであろうか。

それは・・・・。

「結果からの当て推量」であろう。

ちなみに、根腐れが起きると根は水を吸えなくなるが、初期の根腐れだとほとんど誰も気が付かないため、それまでと同じように水をやる。

そうすると・・・・。

あたかも鉢の中は「水をやり過ぎた」と言った感じになり、それで「水をやり過ぎると根腐れを起こす」という短絡的な答えになるのです。

そして、根腐れを恐れて水遣りを減らし、その結果「植物をダメにする」ということの方は、「根腐れでダメにする」よりはるかい多い事に誰も気が付かないのです。

 

デンドロビウム「ヒビキシンフォニー」だが・・・・

デンドロビウム・ヒビキシンフォニー

これは4年前に買った大株のなれの果てです。

多くのデンドロビウムは栽培が簡単なのに、この「ヒビキシンフォニー」はかなり気難しいようで、なかなかうまく育ちません。

開花期は「夏」だが、花持ちはあきれるくらい良く、4年前に買った時は満開に近い状態だったのに、それからさらに3ヶ月余りも咲いていたので。

が・・・・。

 

 

ヒビキシンフォニー

 

ヒビキシンフォニー

 

花芽です

かなり古いバルブでも、小さなバルブにでも花芽は着くので、花自体は毎年咲くが、新芽の育ちが悪く、長いバルブが出来ません。

買った時は15㎝以上あるバルブが何本かあったのに、今は5㎝伸びればいい方です。

ネットで調べても情報は極端に少なく、一体どう育てればいいのかがわかりません。

由一の救いは、新芽の伸びは悪くても枯れない事です。